2010年07月19日

インドはお見合い結婚が主流

わが社には二人の通訳がいる。

一人はインドの会社の立ち上げと同時に採用した者で、日本語検定一級の資格を持つ優秀な通訳だ。

しかし最近は、その日本語能力を有効活用するために、日本へのKD部品の発注業務等がメインになっている。

もう一人はその補充の意味もあって数ヶ月前に採用した人間だ。

こちらの日本語能力は今一なのであるが、それでもイザと言う時には助かっている。

骨折した手の治療で病院に行く時には必ず付き添ってもらっているのだ。

まだ23歳と若いので、世間話では必然的に「彼女はいるの?」なんて話題になるのだが、付き合っている彼女はいるけれども、多分結婚はしないだろうとの事。

「え〜っ! なんで、何で‥?!」と訊くと、インドでは95%が親が決めた相手とのお見合い結婚だと言うのだ。

これにはビックリ!

1年以上もインドにいながら、この件は全くの認識不足であった。

大体が親が捜して来て、まずは写真を見て、お互いに気に入れば両親同席の下で紹介し合うといった手順で、日本と全く同じような感じである。

そんな話を聞いた後、16日の読売新聞に衝撃的な記事が載っていた。

P7190237

























これを見て、「あ〜ぁ、そういう事なのか」と、すぐに合点がいった。

彼は”カースト”という言葉は使わなかったが、お互いにバランスの取れた相手でないとまずいと言うことなんだな。

新聞の記事を読むと、家族が名誉を守るために結婚相手を殺すことを”名誉殺人”と言うらしいが、こんな悪習でも撤廃は容易ではなく、数十年は掛かると書かれている。

21世紀の現代でも自由な結婚が出来ないなんて、まだまだカーストの影響が根強く残っていることを実感させられた。


ところで、インドで日本の新聞を購読する場合だが、1日遅れで配達されて来る。

要は19日(月)の今日、昨日の18日の朝刊が配達されるわけだ。

新聞代は目ん玉が飛び出るほど高く、1ヶ月Rs9000(約18000円)なので、日本の購読料の約6倍!である。

会社に理解があって、インドではNHKの日本語放送もないし、情報不足なので新聞くらい会社負担で購読してもいいよ、と言ってくれているのでありがたい。


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ガネーシャ

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