2010年07月25日

インドの医療費

牛と激突して骨折した左手について、手術後の状況は以前の記事で書いたが、その後の続編である。

前回の記事は、7月10日にホッチキスの針みたいな縫合金属を半分取り去ったところまでだったが、13日に残りの半分を取り、同時にギブスも取れた。

傷口に絆創膏の様な薬を張り付けた後、薬販売の窓口で伸縮性のある包帯を買わされ、キッチリと固定された。

<Before>
P7130207













<After>
P7130212














手の平側の石膏の板が取れて随分とすっきりしたし、指先の自由度も増した。

次は4日後の17日を指定されたのだが、この日は包帯を外して傷口を見るでもなく、指先が曲がるか確認するために、ギュー!と握られて、このオヤジに「痛ってってって!」と悲鳴を上げさせただけでお終い。

この病院の診察料?支払いシステムは、最初の診察時にRs500(約1000円)を払い、その後の経過観察の通院では2回目は無料になり、3回目にまたRs500、4回目は無料と、この繰り返しである。

ギューっとやられただけのこの日は、無料だったのでまだ許せるが、
Rs500払ってギューだけじゃね(笑)

次の21日にはとうとう包帯が取れた。

治療されながら写真を撮っているので、この看護婦さん、
「何?!この患者さん!」って顔をしている‥よね?(笑)
P7220241























まだちょっと痛々しい傷跡。(ピンボケ御容赦)
ホッチキスの針?で縫合されていたのが一目瞭然だ。
P7220240













このあと、指を動かすためのリハビリを受ける。

小指が全然曲がらないので、そこを中心にマッサージを受けるのだが、
これが結構痛い!

翌22日もマッサージを受けたのが、骨折した部分もグリグリやられて、
まだ手術後3週間なのに本当に大丈夫かいな?とマジで心配。

医者からは、リハビリの一環として、”クリケット”のボールを握りなさい‥
と言われ、早速購入。

”クリケット”のボールと指定するところがいかにもインドである。
P7180227













さて、通院治療もほぼ完了したので、今回の治療費の総額を整理してみると、ちょうどRs70000(約14万円)であった。

この中には個室代1泊2日Rs7500も含まれている。

一流ホテル並みの料金で、快適快適なんて言いながら長居をしていたら
大変なことになる。

インドには保険制度が無いみたいなので、インド人スタッフに、「こんな高い治療費、どうすんの?」と訊いたら、この病院とか、もう1つの総合病院であるMAX HOSPITALは高級病院で、駐在員とか金持ちのインド人しか来ないとのことであった。

でも、外来患者の多くは金持ちのインド人って言う雰囲気じゃなかったけどな〜。

それはともかく、普通の病院なら、この半額くらいだと言っていた。

半額(7万円)としたって、大卒初任給の1.5ヶ月分くらいに相当するし‥。

インドの人は病気や怪我をしたら大変だ!

因みに、日本で同様の治療を受けたら自己負担はいくらになるんだろう?


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india_life at 19:32│Comments (2)TrackBack (0)clip!インドの生活  

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この記事へのコメント

1. Posted by グルモハン   2010年07月26日 00:40
インドには、無料、或いは、それに近い医療費でかかることが出来る、ガバメントホスピタルがそこかしこにあります。。。貧しい人々へ行くことが出来ます。正直、アメリカやヨーロッパよりずっと安心です。薬も安いし...
2. Posted by india_life   2010年07月26日 01:58
グルモハンさん、コメント有難う御座います。

そうですか、それなら安心ですね。

収入に応じて、そういう医療機関で受診出来るか否かの
制限があるんですかね?

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